毎年去年に戻りたくなる話

新学期がはじまった。大学2年生になった。

大学初日の4/2はガイダンスで、ひさびさに1年のクラスの友達に会い、「あ〜〜〜これこれこの感じ」と大学を思い出した。帰りに駅で、また別の友達と会い、ノリで渋谷にタピオカを飲みに行ったりして「2女初日はいいスタートを切ったな」なんて思ってた。

今週から授業が始まって、前のクラスの子と授業を受けたり、教室に入ると誰かしら友達がいたりして改めて2年生を実感した。去年は誰も友達がいないところからのスタートなので、もう本当に2年生だなぁという感じで、なんとなくいい2年生のスタートを切った感じだった。

 

「もしかしたら、今年はなんだかいけそうなきがする〜〜〜」

 

なんて思ってたけど、授業始まって4日にして「去年に戻りたい病」が発動してしまった〜〜〜〜

 

 

私の学部は必修英語が1年生は週6時間、2年生は週5時間あるので、クラスの存在というのがあり、それはまるで、高校のクラスのような感じである。みんなでハロウィンパーティとかクリスマスパーティとかしたり、遊びの計画が立てられたりして、本当に高校のクラスのような感じだった。

私は1年生のクラスが好きだった。みんな優しいクラスでとても居心地はよかった。去年の4月こそ毎日ぼっちで、学校つらいという感じだったが、1年の終わりには「人に恵まれたなぁ」という感想を抱いていた。

 

でも、2年生になるとクラス替えがある。TOEFLの点数によってクラスが再編成される。クラスのレベルは3段階に分かれていて、その中でさらに細分化されていくというシステムで、私は去年一番下のレベルのクラスにいた。

1年の時に真ん中のクラスの人は、だいたいまた二年生にあがったときも真ん中のクラスなことが多く、上がり下がりは人それぞれだけど、レベルが上下しない人のほうが多い。

私は今年1段階あがって、真ん中のレベルのクラスになったけど、前のクラスにいた人はだれもいなかった。

でも周りの子は誰かしら1年のときに同じクラスだった人がいたようだった。教室に入るとみんな誰かしらとしゃべっているので、ひとりで携帯をいじる以外にやることがない、ひどい

授業初日に前に座ってた子が「このクラス仲良くならなさそうだよね〜〜」と話していたのでやるせなくなった、まぁどうせ秋学期いないからいいけど

隣のクラスは私の友達がなぜか多く本当に隣のクラスに行きたかったけど、悔やんでもしょうがない

 

 

カメラフォルダを見ていたら、すっごく去年に戻りたくなってしまった。

毎年毎年慣れて楽しくなってきたところでクラス替えだったり、なんだったり、環境の変化が起こるのは本当に好きじゃなくて、毎年毎年この時期には”去年”にもどりたくなってしまう

でも去年のこの時期はすごく高校に戻りたかったし、高2のときは高1に戻りたい、高3のときは高2戻りたい、なんて思ってて、毎年毎年なんやかんや年の終わりは楽しくなってるから、きっと来年の4月には、去年に戻りたいなんて思うようになる年になるかもしれないけど、そんなように人生うまくいく保証なんてどこにもない(占いでも今年は運勢よくないみたいに言われたし)

 

こんな風に去年に戻りたい、なんて思ってるのが私だけだったらどうしよう、と思うと勝手に一人で悲しくなった。

 

昨日は隣の大学の学食に食べにいったら、男子も女子もみんな1年のクラスの人同士で食べていたのですごく安心した、でもこれが7月ごろには新しいクラスの人と食べるようになってたりするのかな、と思うと勝手にせつなくなった。去年、高校の友達が大学の子と遊んでたりするのを見るとせつなくなったそれのような感じで

 

今日は最後の授業が必修英語だったので、1日に余韻を感じることもなく、久々に履いた青のローファーで靴擦れを起こしたため寄り道することもなく、誰かにエンカウントすることもなかったし、帰ってからすることもなく昼寝したので、本当につまらない1日だった。

 

来週からは毎日毎日に余韻を感じれる大学生活にしていきたい