人生バランス取れてる話

新しくバイトが決まり、レジ研修、入社時研修(本社に行ってグループディスカッションとかした、就活かよ)という2つの本社の研修を終え、いよいよ3月は実際の店舗で働くことになった。

オープ二ングスタッフとして採用されたため、新店舗でのバイトとなるのだが、4月オープンのためバイト先がまだ存在しない。だから、それまではいろんな店舗に行って実践研修を続けることになった。

3月4日に初めての出勤を終え、レジの楽しさを知った。小さい子用のおもちゃのレジがあるように、やっぱりレジをする楽しさを感じるDNAが幼少期からあるのだろうか(AHO)

 

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(↑こういうやつ)

 

それで3月6日は2回目の出勤だった。あの星◯珈琲店でもロングは3回目からだったのに、2回目から9:00-18:00というなかなかブラックな日程だったが、まぁそれは私がロング入りたいと申しその希望に沿わせてくれただけだし、なにしろ◯乃珈琲店とは違ってきちんと研修という形なので、トレーナーの方がほぼつきっきりで業務を教えてくれるので心配はそれほどなかった。

 

私は前日からきちんと時間をYahoo!路線で調べて、いつもは3時半就寝のところ、きちんと1時半就寝した。

 

 

そして3月6日。

私は朝、高校にいってとある書類を受け取らなければならなかったので、6時半に起床した(前日は13時半起床だったのに)、そして、9時からバイト開始するためには、7時59分発の電車に乗るのがベストだったので7時15分には高校につくように時間設定して活動した。

7時15分に高校に着いて事務室を覗くと、だれもいない。いるのは警備員のおじさんだけである。ひさしぶりに顔を見てあまり好きではない警備員だったが、少しなつかしさを覚えた。

そして事務の人は何時頃出勤するか尋ねる。

 

 

「事務の人は8時ごろじゃないかな」

 

 

早起きした意味ある????

 

8時って電車乗る時間やないか、とエセ関西弁を思いつつも、幸い母が高校まで送ってくれたので、労力の少なさからかそこまで落ち込みもしなかったが、もしかしたらここから今日の歯車は狂っていたのかもしれない。(馬鹿)

 

朝ごはんは久しぶりのぱんどくるーで腹を満たし、早起きした意味がなかったもののまぁいっかという感じで、ここで今日の人生をプラマイ0にリセットさせた。

 

そして再び母に相模原駅まで送ってもらい、私は40分かけて2回目のバイト先である調布へ向かった(1回目は海老名だった)

9時から業務を開始し、調布店のレイアウトなどを教わる

 

 

そして業務をすること30分、店長から話しかけられる

 

 

 

「今日調布店じゃなくてさ、成瀬店じゃない???」

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことってある??????

たしかにシフトに成瀬店って一つだけ書いてあったのを思い出して、うわぁ、ってなる

研修期間の1回しかない成瀬店、今日なの?????

 

もう早起きする意味は完全になかったし、なんなら事務の人にも会えたし、そんなことより店舗をミスるってまずどういうことだとか色々と頭がぐちゃぐちゃになった

 

 

そして業務開始から30分でスピード退勤、従業員パスの返し方がわからなくて、バイトのおばさんに聞いたらそっけなくno笑顔でレスポンスされた、海老名店はみんな人がいい感じだったのに

 

成瀬から調布が遠すぎて、もう本当になにやってるんだろう、って気持ちになる

これまでも、本当に人生やらかしてばかりで、自分でも心配になるレベルではあったけど、まさかバイト先を間違えるとは思わなかった、前日にちゃんと場所も確認しようよ、自分

 

調布駅のホームに引き返して、路線検索するが、次の電車は52分、その時の時刻38分、14分の待ち時間がもどかしい。

 

そんなことを思っていると、準特急の電車がきた、なんだ準急あるじゃん、とその電車にのった。高尾山口行という表示は見えていたのに。

とりあえず気持ちがバグってたのでTwitterで起こって出来事をそのままつぶやく、そうやってると気持ちも落ち着いてきて、アナウンスがきちんと耳に入るようになる、アナウンスは次は聖蹟桜ヶ丘駅と言った。

 

 

聖蹟桜ヶ丘??????????

 

 

 

カントリーロードしてる場合じゃないのに、なぜか聖蹟桜ヶ丘についてしまいそうになってる

 

私はなんと、とっとと成瀬に向かわなきゃいけない時に限って、橋本に行かない電車に乗ってしまったのである

しかも小田急みたいに普段使わない電車ではない、通学に使ってる電車でこれをやらかしたのだ

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私は普段の登下校時に新宿から帰るので、京王線高尾山口行だろうが、京王八王子行だろうが、準急だとかそういう早い系の電車にはかまわず乗っていた、そして調布で橋本行のに乗り換えていた。だから無意識で高尾山口行の準急電車に乗ってしまっていたのだ。調布でのりかえれば良いだろうという無意識の気持ちのうちに。今は調布スタートだから意味がないのに。アホすぎる。しかも府中だとか分倍河原で気づけばいいのに携帯をやっていて気づかなかったのである、聖蹟桜ヶ丘まで来てしまった。アホオブアホすぎる。

 

どこまでポンコツなんだと思いながら、ggったら、なんとか、11時前には着きそうだったのでとりあえず九死に一生を得た感を得た(文体がAHO)(そしてもう死んでいる)

研修係の方と成瀬店のチーフの二人に電話をすると、二人とも笑ってくれた(とくに成瀬店のチーフは爆笑してた)、怒られるかと思ったのに笑ってくれるなんて、なんて良いバイト先なんだ、懐の広さのようなものに感動してしまった

 

なんとか成瀬について、急いで支度してると、今度から相模原店で一緒に働く方々も大丈夫だった?と声をかけてくれた

休憩時間に入ると、午前中に「主婦の方ですか??」と言ってきた主婦の人がクッキーと飴をくれた、主婦に見られたショックも吹き飛んだ(これ書いててまたショックがぶり返してきた)

18時までの、業務は暖かい雰囲気につつまれながら終了し、帰る頃にはチーフからの呼び名が「もっちゃん」になっていた。

 

 

最悪な1日のはじまりだったけど、1日が終わるころにはみんなの暖かさとか、業務の楽しさでなんだかプラマイ0むしろプラスくらいの感じに変わってきてて、家に帰ってきて人生ってなんだかバランスがとれているなぁ、としみじみ感じたそんな3月6日だった。

 

 でもこれからはこんなポンコツなミスはなくしていきたい

 

 

 

〜おまけ〜

店内の音楽がバイオリン調の優雅な感じだったが、よく聴くとアジアの純真だった